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誰でもデザイナーになれるんです。

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誰でもデザイナーになれるんです。

などと書きましたが、世間一般のデザイナーではなく、業務のデザインや工程のデザイン、はてやマニュアルのデザインまで。なにも形を作ったり考えたりするだけがデザインではないので、そのあたりを交えながら書いていきたいと、思います。

 

デザイナーになったつもりで考える。

 

どういうことかと言うと、私の考えるデザインとはシンプル・イズ・ベストであり、奇をてらった形を作ることではないです。

普段の業務で大変よく耳にするのが、『前任者のやり方を徴収して、プラス自分のオリジナルを追加してより良いものにする』などとふざけた事を言う人がいます。経験上、こういう人の方が多い気がするので、こういう古い考えの人は、除外しましょう。

しかし圧倒的多数いますので、注意がひつようです。

まず、記録物に多いのですが、一番無駄なのが2重に記録するような手順になっていたり、議事を手書きで撮った後にパソコンで清書するなどの2重行為を改善しましょう。

これは非常におおいです。なぜ2重記録がよくないかというと、あちらの記録と此方の記録とを照らし合わせて見たときに違うことがあります。

さらに、記録が違うことが発覚すると、こんどは、その記録の相違がないかチェックリストを使ってチェックしましょう。

などという変な運用を始めたがります。そんな時どうするか?そもそも人間が記録するものは、間違って当然というスタンスでいかないと、時間ばかりかかって結果をのこせないことになりかねません。

記録は1つで正とする。その数字が間違っていたら別のどこかで不正な数字がでてきますから、すぐに発覚します。本当にその数字が重要なのか?はたまた人間が数字を記録すること自体正しいのか?まずは、そのあたりを疑問をもって接していけたらよいのではないでしょうか。

機械で拾える数字は、機械に拾ってもらうのが当たり前になってもらいたいものです。

 

使う人の立場になって考える。

 

考えてください、例えば階段の手すりにゴミが置いてあるのをまれに見かけますが、なぜそこにゴミが置いてあるのか考えたことがありますか?なぜかというとそこに平らで物を乗せるスペースがあるからです。

手すりとして機能させるためには、手すりの上部を平らにしなくとも問題ありません、見た目がすこし良いからといって平らにすると、ゴミを置かれてかえって見た目が悪くなる。などという悲劇がおきたりします。

同じことがマニュアルや手順にもいえます。ほんのすこしで良いので、なぜその動作をしなくてはならないのか?なぜそのタイミングで確認する必要があるのか、時間と、リスクと、効率を天秤に掛けてバランスの良いタイミングを見つけた方が、結果能率があがったりします。

マニュアルや手順を工夫するだけで、きちんとデザインすることによって、色々な場面で役立つことがあります。デザインの手法には、そういったノウハウがつまっています。通り一辺倒なやり方ではなく、いつもと違う視点で普段の職場をみてみてはいかが?

では、今回はこの辺でしつれいいたします。

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